#9 野球肘 痛み止めを服用し、我慢して野球をしていた肘の痛みが改善。(高校生 野球)

投稿日
2019年8月06日 (最終更新:2019年8月7日)
カテゴリ
症例報告

こんにちは。

小波津スポーツメディカルラボ 松屋町本院です。

今回は、右肘の痛みで肘が曲がらなくなった

(野球肘)高校2生野球部の方の症例をご紹介します。

T君は、高校1年生の夏から右肘に痛みがあり

 

整骨院に週2,3回治療に通いながら、

サポーターをして練習を続けていました。

そんな中、来院される1週間前の守備練習中に、ショートのポジションから送球した際に肘の強い痛みが出現し状態が悪化してしまいました。

 新チームがスタートし秋季大会が近かった為、

朝、昼、夜の3回に分けて痛み止めを1錠ずつ服用して1週間痛みを我慢しながら練習を続けていましたが、肘の状態はどんどん悪くなっていき肘を曲げる事ができなくなりました。

 

こちらが来院された時の状態です。

 

全然曲がっていないですよね。痛々しいですね。

この状態で投げていたらしいので、

 

そうとう我慢していたと思います。

これ以上曲げれないので

ご飯を食べるのもままならない状態で、

しかもこれは痛み止めが効いていてこの可動域ですので、

本来は画像よりもかなり悪い状態です。

 

 

これが施術後の状態です。

一回の施術で肘を曲げる事は可能になりました。

本人もお母さんもこの施術結果に大変ビックリされていました。

ですが、この状態は痛み止めを1日3回服用していて、

まだ痛み止めの効果が残っています。

 

ですから、薬の効果が切れたら痛みが出るよと伝え、

 

次の日の状態がこちらです↓

最初より曲がってないですよね。

それだけ痛み止めが効いてたということですね。

しかも施術した後でこの状態ですから、

 

 

施術をしなかったらもっと可動域制限も痛みも出ていたでしょう。

そしてこれがこの日の施術後の状態です。

昨日の施術後より曲げやすそうなのが分かりますよね。

痛みも殆ど出ていません。

 

施術前は昨日より悪くなっていましたが、

施術後は昨日の施術後よりも良くなっています。

そして、こちらが3回目に来院された時の状態です。

今回は可動域が戻ることなく来院された時点で

 

痛みなく曲げれる状態を保てていました。

今回、お分かり頂けるように痛み止めという薬は名前の通り

痛みを止める為の薬であって

決して痛みを治すというものではありません。

これ以上動かしたら危ない!!

と体が出している防御反応が薬によって分からなくする事により本来であれば痛くてできない動きができるようになります。

そうすると中の状態はどんどん悪化してしまい悪循環になってしまうという

リスクが隠れているのです。

T君の肘の状態も、あのまま痛み止めを飲み続けていたら もっと悪い状態になっていたかもしれませんね。

T君、ご協力頂いてありがとうございました。

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

 

電話番号 0667777789

予約松屋町院

 

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