#4 野球肘 トミージョン手術後の肘の痛みで来院。(大学生 野球)

投稿日
2019年8月06日 (最終更新:2019年8月6日)
カテゴリ
症例報告

こんにちは。

小波津スポーツメディカルラボ 松屋町本院です。

 

 

こんな症状でも改善できるという

ことを知って頂く為ける様、数多くのの症例をご紹介

できるよう頑張ってまいります。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

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今回ご紹介させていただくのは

野球をしている大学生で、

右肘のトミージョン手術を受け

10か月以上リハビリを続けるも

 

良くならなかった症例です。

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが

トミージョン手術ってなに??って方も

たくさんおられると思いますので

 

↓↓↓

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トミージョン手術とは

主に野球選手が受ける手術で

何らかの理由で肘の靭帯が

損傷した場合、別の筋肉から正常な腱を

移植することで回復を図るという手術のことです。

 

皆さんがよく知っている

ダルビッシュ選手や松坂大輔選手も

この手術しています。

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今回当院に来られた大学生は

去年の5月にトミージョン手術をし

それからずーっとリハビリ、リハビリ、リハビリ

今年の1月からようやく徐々に投球を開始していきました。

 

 

最初は痛みなく投球をできていましたが

2月頃から徐々に痛みが出てきて

来院されたころには肘はほとんど曲がらず

物を握るだけで激痛が走るほどで

手術前と変わらない状態と

本人は言ってました。

 

〇肘が痛みで曲がらない、伸びない

〇力を入れると、強い痛みが出る

〇もちろんボールは投げれない

 

 

 

 

トミージョン手術をして

肘の靭帯は正常に戻したのに、

なぜ痛みが元の手術前の状態まで戻ってしまったのでしょうか?

 

皆様も一緒に考えてみてください、、、

 

今回、靭帯が切れてしまって痛みが出てしまいました。

そこはトミージョン手術で正常に戻っています。

(この時点で靭帯は〇)

 

ですが、痛みが元に戻ってしまった・・・・

再度検査をしても靭帯は切れてないし

一時は少し投げれるようになったので、

手術は成功しているが・・・・・

 

なぜだろう???

 

本人はもっと感じてるはずです。

 

少し感ずいている方もいらっしゃるかと

思いますが、

 

まず投球時に靭帯が切れましたが

靭帯だけを痛める事はあまり考えにくいので

同時に周りの筋肉も傷めている可能性がある。

 

靭帯が切れる前からもうすでに周りの関節

筋肉が悲鳴を上げていた。

 

その関節 筋肉が安静にしてる間に完全に

回復しきれなかった。

 

 

という可能性が出てきますよね。

 

実際状態を診てみると、手首 肘 肩 の関節の動きが

非常に悪く全く機能していませんでしたね。

リハビリでは肩甲骨が硬いからストレッチをと・・・・

でも全然改善しなかったようです(;一_一)

 

本人に手術前の状態を聞いても

靭帯が切れる前から手首 肘に痛みがあり

痛みを我慢しながら何か月間もやっていて

靭帯がブチッと切れたそうです。

 

 

施術を開始して、1回目で肩甲骨 肩肘 の

動きが正常に戻り、5回目ぐらいで紅白戦に

投げれるようになりました。

 

ですが、しばらく投げてないので怖さと感覚

が戻りきるまでは用心しなければなりませんので

定期的に施術をしていき、今ではトミージョン手術

する前の痛みがなかった時よりも投げても全く張りが出ないし、

軽く良いボールが投げれます!

と喜んでもらえてます。

 

 

 

こちらが一回目の治療前です。

米田くん 治療前 編集後

 

 

 

こちらが一回目の治療後です。

米田くん 治療後 編集後

 

 

 

今回のような

靭帯は手術でくっつけたけど痛みが

全然とれない方でも良くなられた

症例はたくさんございますので

あきらめてしまう前に一度ご相談ください。

 

電話番号 0667777789

予約松屋町院

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