- 投稿日
- 2019年8月06日 (最終更新:2019年8月6日)
- カテゴリ
- 症例報告
こんばんは。
小波津スポーツメディカルラボ 松屋町本院です。
高校1年生の硬式野球をしている男の子の症例です
兵庫県の高校一年生で、3~4年前から右肩、右肘、
肩甲骨の痛みが続いており
来院される2週間前から症状が悪化して、
全く投げられなくなってしまい
チームメイトに当院の事を聞き来院されました。
症状は、
何もしてなくても痛みが出る
私生活レベルで肩を動かしても強い痛み
そしてなによりも右肩が左肩と
比べてだいぶ下がってしまっていました。
今までも結構悪い症状を診てきましたが、
見た目だけでいうと一番悪いかなと
いうぐらいの症状でした。
誰が見てもはっきりわかるほどです。
整形外科では、骨は大丈夫だが「神経を痛めている」、
「右肩肩甲骨の筋力低下」と診断を
受けていたらしいです。
本人は表情も暗く、半分諦めているような感じにも
思えましたね。3年間は長いです(-_-;)つらいです。
身体全体を検査してみても、足首、腰、
の可動域の低下、バランスの崩れ、など
体全体が悲鳴を上げていました。
特に足首は疲労骨折を2回しており、
痛みはありませんが動きとしては
スポーツができるレベルではありませんでした。
そうとう痛みに強いのでしょうか、
肩にしても足首にしてもかなり我慢して競技をしないと
ならない様な症状でしたね。
まずは足首から。
立つだけでフラフラするぐらいバランスが悪く
歩いている姿も足首をかばっているので
かなりバランスが崩れていました。
足首が悪すぎるので、
足首を良くすれば肩も変わるだろうなと思っていましたが、
案の定足首の治療をした後、肩の痛みがほとんど改善され、、
軽く投げても痛かった症状が、
少し強く投げても全く痛みが出ないぐらいの
状態にまで改善されていました。
その後、肩の施術をし肩の高さも均等になり
一回目の施術が終了しました。
この時点で本人の表情もだいぶ明るくなり
笑顔が見えていましたね(^^)
2回目、3回目は続けて来てもらい、
いっきに状態を上げネットで全力近くまで
投げれる状態までになり、
そこから2週間ぐらいで外で実際に投げていってもらい、
ノックでも全力投球できるまでになりました。
3年ぶりに、伸びたボールが投げれるようなったと
大変喜んでもらえました(^^)/
最初とは別人のようでしたね。本当に良かったです(^^)/
よく、肩甲骨の可動域が悪い、
筋力がないから痛みが続く、
と言われましたという患者さんが来られますが、
当院に来られる患者さんには、
一切筋トレもストレッチもさせていません。
ですが痛みは改善し、パフォーマンスも上がります。
確かに、痛みが出ていて筋肉の機能が落ちていると
段々筋肉が細くなっては来ますが、
そこをいくらトレーニングで筋力アップを図ろうとしても、
機能が低下している状態ですからより
動きにくくなり悪化していくだけですね。
この様な、長く痛みが続いている症状でも対応できますので
あきらめず一度ご相談ください。
電話番号 0667777789
最後まで読んでいただきありがとうございました。