#14 野球肩 右肩と腰の痛みで来院。(中学生、野球)

投稿日
2019年8月15日 (最終更新:2019年8月16日)
カテゴリ
症例報告

 

こんにちは。

 

小波津スポーツメディカルラボ 松屋町本院です。

 

 

今回、ご紹介させて頂くのは野球をしている中学2年生の

肩の痛みと腰の痛みの症例です。

 

 

「肩と腰に痛みがありますが2週間後の大会にどうしても出場したいです。

なんとかなりませんか?」と

 

親御さんから連絡いただいたのを

今でもはっきり覚えています。

 

 

 

来院される3週間前の試合で

肩に激痛が走り、全く投げれない状態になってしまったそうです。

 

整形外科で、『上腕二頭筋炎』と診断され、その後は整骨院に通院し、

電気やマッサージの治療を受けていましたが、肩の痛みは消えることなく

軽く投げるだけで痛みがでる状態まで悪化してしまいました。

 

さらに肩だけでなく、来院される2日前の練習で走った時に急に腰に激痛が走り

野球はおろか、寝返りも打てない、朝起きると激痛が出て、日常生活もままならない状態になってしまったのです。

 

肩をかばって練習をしていたため、

体のバランスが崩れてしまい、腰にも痛みが出たのでしょう。

 

肩が原因で腰が痛くなる!?

と思われた方もいらっしゃると思うので少し説明します。

 

人間の身体を動かす時には、複数の関節、筋肉が動きます。

例えば、腕を挙げる動作ですが、肩だけの動きのようですが

実は下半身の関節、筋肉も動きます。

 

体験してもらうとわかると思いますが立った状態で腕を挙げるのと座った状態で腕を挙げるのでは立った状態の方が挙げやすいですよね。

座った状態だと下半身の動きが制限されるので動きが悪くなったり力がはいりにくくなります。

 

関節、筋肉などを痛めてしまうと、その部分の動きに制限がかかります。

その状態で痛みをこらえて動いていくと、ほかの関節や筋肉に余計な負荷がかかってしまいます。スポーツをするとさらに大きな負担がかかりますよね。

 

このようにして知らない間にほかの関節 筋肉を痛めてしまうことに

なってしまうのです。

 

 

B君の状態ですが

軽いシャドーピッチング、少し動かすだけで痛みが出てしまうという状態でした。

2週間後の大会に間に合わせる為にはできるだけ早く痛みを改善させてあげて、

試合までに身体を動かす日を多く作ってあげる事、そして身体の痛みに対する怖さやストッパーを外す事が必要になってきます。

 

まずは、腰の施術から始めました。結構な痛みが出ていたのでしょう、

一度の施術でほとんど痛みが改善されましたが、

動きが良くなって痛みが軽減しても怖さが強く出るようで、

ぎこちなさがまだ出ていました。

 

そして肩の施術。

腰の動きが改善したのでシャドーピッチングは肩の施術をする前から

改善され、肩の施術をすると更に改善されました。

 

2回目の施術前には、身体が痛みのない状態に慣れてきたのでしょう。

怖さもだいぶ取れ動きがスムーズになり表情も明るくなっていました(^^)

 

身体の動きがよくなったら次はフォームですね。

シャドーピッチングが出来るようになっても、

実際にボールを投げようとするとフォームが崩れます。

怖さなく無意識に良いフォームでボールが投げれるようにしなければなりません。

実際ケガの経験がある方はわかると思いますが、実践の動きになってくるとより怖さ、痛みが出てきますよね。

 

最初の痛みが強ければ強いほど(苦笑)

 

当院の小波津式神経筋無痛療法は、

痛みだけではなく身体の動き(筋肉の働きや、神経の伝達など)を

痛める前の状態より更に向上させる事ができますので、短期間で復帰することができます。

 

実際に、施術後の方が痛める前よりパフォーマンスが上がったと

沢山の喜びの声を頂いております。

 

フォームも良くなっていき怖さも消えていき、

施術開始から一週間後には8~9割の動きは出来るようになり、

2週間後にはしっかり準備ができた状態で試合に臨んでもらえることが出来ました。

本当に良かったです(^^)/

 

 

 

 

大会後もフォームが崩れていないか体をしっかり使えているかなどの

メンテナンスに今でも月に一回は来てくれてます。

 

 

大会前にケガをしてしまうとすごく焦ってしまいますよね。

状態によってはあきらめてしまう方もおられると思います。

 

もし皆様の身近に

こういった状況の方がおられましたら

諦めてしまったり、

無理をしてしまう前に

当院へ一度ご相談ください。

 

電話番号 0667777789

予約

松屋町院

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