- 投稿日
- 2019年8月07日 (最終更新:2019年8月16日)
- カテゴリ
- 症例報告
こんにちは、
小波津スポーツメディカルラボ 松屋町本院です。
今回は、右肘が2ヶ月間痛く、
2.3週間前から腰にも痛みがある
高校1年生野球部の症例です。<兵庫県在住 S.T君 高校1年生 野球>
T君は2カ月前から徐々に
右肘の真ん中辺りに痛みが出てきました。
定期的にマッサージなどを受け、
痛みを我慢しながら野球を続けましたが、
どんどん痛みが強くなってくる…痛みが強い時は
軽く投げるだけでも痛い…
バッティングでも痛い…
という状態。病院で診察してもらうと、
レントゲン検査の結果は
「肘内側のはくり骨折と変形がある」
というものでした。
「念のため、MRIを撮る必要があり、
結果が出るまではノースロー」と言われました。それでも何とか早く改善させて野球を再開したい!
ということで当院のホームページを
インターネットで見つけて
来院されました。T君は、肘だけでなく、
2.3週間前のティーバッティングで腰
も痛めていました。
<初診時>
肘の状態…
・肘を伸ばす×
・肘を曲げる×
・シャドーピッチング×
痛みによる可動域の制限もあり、
ボールを投げるのは厳しい状態でした。腰の状態…
・後ろに反らせる×
・左に捻る×
・左に倒す×
<施術経過>
1回目の施術で腰の痛みはほとんど無くなり、
肘の曲げ伸ばしや、
シャドーピッチングでの痛みは無くなりました。
2回目の施術でネットスローが
痛みなく出来るようになり、
3回目の施術で全力で
投げられるまでに改善しました。
施術は4回で終了し、
今は一か月ごとにメンテナンスで
来院していただいています。
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T君の肘の症状は、病院では剥離骨折と
いう診断でしたが、問診で詳しく話を聞いていくと、
最初の痛みは剥離骨折からの痛みではなく、
肉離れをした事による痛みだと考えられました。骨には神経がなく、痛みを感じることがないので、
今回の痛みが出る以前から
骨が剥離していた可能性もあります。
ですから、この痛みを改善させる為には、
剥離骨折に注目するのではなく、
肉離れを起こしてしまった筋肉に
対して施術をする事が重要だと考えました。
そこで、可動域の回復と神経、
筋の伝達をよくする施術を行い、
状態を確認しながら、
徐々に強く投げていってもらい
全力で投げても痛みが
出なくなるまでに改善しました。
追伸
兵庫県から岸和田までは
決して近い距離ではありません。
それでも、T君の「早く良くなりたい!」
という強い気持ちがあったからこそ、
遠方からでも来院していただけたんだと思います。私達もその気持ちに応えられるように施術を行い、早期に復帰してもらう事ができたので本当に良かったと思っています(^-^)
高校生活長いようで、意外とあっという間です。
後悔のないようにこれからもがんばってください!!
今回はアンケートにご協力いただきありがとうございました!
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皆さんは、
何ヶ月も痛みを我慢して競技を
続けたりしていませんか?
痛い時は何ヶ月か休まないと仕方ない…
と 諦めていませんか?あきらめる必要はありません!あなたのその症状は改善するはずです!
電話番号 0667777789
松屋町院