- 投稿日
- 2019年8月08日 (最終更新:2019年8月8日)
- カテゴリ
- 症例報告
膝の痛みは 骨や軟骨が出しているのではない!?
実はそうなんです!!骨や軟骨には神経が通っていませんので、
骨や軟骨が痛みを出しているわけではないのです!
ですから、膝に慢性的な痛みがあり、軟骨が減ってきているとか
膝の骨が変形してしまっているなどと言われた場合でも、
スポーツなどで急性的(捻挫などの外傷を受けた時)に
半月板が損傷してしまったような場合でも、痛みを出しているのは骨や軟骨ではなく、
別の場所にあるのです!!
では、一体何が痛みを発しているのか!?それは、筋肉などにある神経が発しているのです。
もちろん急性の場合は筋肉や靱帯などが損傷してしまったことによる炎症が原因で痛みが出ているのですが、炎症が治まってからの痛みは、筋肉などにある神経が発しているのです。
そもそも筋肉という組織は、常に脳からの命令を受けそれに従って働いています。しかし、
筋肉に疲労が溜まってしまったり、筋肉が損傷してしまうなど、何らかの原因があると
脳からの命令が適切に筋肉に伝わらないことがあります。
命令が適切に伝わらなくなった筋肉は正常に働く事ができません。
筋肉が正常に働けない状態でそのまま膝を使い続けると、
他の筋肉がその分の働きをしなければならなくなります。
そのため筋肉には過度の負担がかかってしまいます。
そこで筋肉は自ら神経を介して「痛い!!」という信号を脳に送り、
それ以上負担がかけられないようにします。誰しも、「痛い!」と感じたら自然と負担を
かけないようにしますよね。
だから、「痛み」は筋肉が正常に働けなくなった結果
体を守る為に筋肉自らが神経を介して出す防御反応であるとも言えるのです。
痛みを根本的に改善するには「神経」が重要!?
ここまでの説明で筋肉が正常に働けていない事が慢性の膝痛に痛みにつながる、
という事は何となくわかって頂けたかと思います。
では、ここからは、膝の痛みの根本的改善に「神経」がいかに重要なのか、
をご説明させていただきますまず、筋肉は脳からの命令を受け役割を果たしています。
その命令を適切に筋肉に伝えているのが「神経」です。
脳からの命令を神経が筋肉に適切に伝えているときは、筋肉は正常に働けます。ですが、脳からの命令を
神経が筋肉に適切に伝えられなくなると筋肉は正常に働く事ができません。
…う~ん
…ちょっとややこしいですよね(~_~;)
では、
「働け!」という脳からの命令
⇓
その命令を神経が筋肉に伝達する
⇓
神経から命令を受け取った筋肉が命令通りに働く
この行程がスムーズに行われていると筋肉は正常に働く事が出来ます。
ですが…
「働け!」という脳からの命令 ⇓ その命令を神経が筋肉に適切に伝達できない ⇓ 神経から命令を適切に受け取れなかった
筋肉は正常に働く事が出来ない
このように行程に崩れると痛みが出てしまうのです。
…少しは分かりやすく説明できているでしょうか^_^;
要は神経から筋肉への命令の伝達が適切にできないと筋肉が正常に働く事が出来ず、痛みが出てくるのです。
ですから、膝の痛みを改善させる為に神経から筋肉への命令の伝達がスムーズに
行われるように回復させるのはすごく重要ことなのです!!
膝の痛みを骨の変形や軟骨の減少などで、また、年齢や体重で、あきらめる必要は
全くありません!実際当院の治療により改善した方はたくさんおられます!一日でも早く膝に痛みのない快適な生活を取り戻しましょう!!